これは、私の経験でもありますが、FXを始めた当初は怖いもの知らずというか、早くFXで利益を得たいという思いが強かったというか、とにかく色々な通貨ペアに手を出しては連戦連勝でFX口座内の資金が右肩上がりで増えていきました。
ただ、そこはやはりFXというか、損失リスクのある金融取引商品なので、その後は瞬く間にFX口座内の資金が減少していきました。いわゆるビギナーズラックでした。
もっとも、長くビギナーズラックが続くほどFXは甘いものではありません。FXで利益を得るためには事前にそれ相応の準備が必要であり、この準備が整うまではFXを始めない方が良いです。
そこで、当記事ではFX初心者がFXで失敗しないために必要なことについて解説します。
FXで失敗しないために必要なこと
ここからは、FX初心者がFXで失敗しないために必要なことについていくつか解説していきます。これからFXを始めようと考えている人、現在FXでうまく結果が残せていないという人は是非参考にしてみて下さい。
マイルールがない
FXで利益を得るためには、マイルールは欠かせません。FXではやみくもにトレードしても、短期的には利益を得る事が出来ても長期的には損失が多くなる可能性が高いです。何故なら、そこに確固たるルールが存在していないからです。
FXで利益を得るためには、チャートがどのような状態になった時にエントリーして、その後のチャートの動きがどのような状態になったら決済(クローズ)する、または損切りするなど、マイルールが必要です。
そして、このマイルールは過去のチャート分析や自分の経験などから、FXで利益を得るために作成されているため、このマイルールを元にトレードすれば私の経験上やみくもにトレードするよりはうまく行く可能性が高くなります。
そのため、まだ確固たるマイルールが無いという人は、まず過去のチャート分析や日々のチャートの動きを監視しながら、FXで利益を得るためのマイルールを作成する必要があります。
マイルールを守れない
せっかく苦労して作成したマイルールがあるにも関わらず、このマイルールを守れないという人がいます。もっとも、FXを行っている以上、そこにはお金が絡んでいるため常に冷静にトレード出来るのか?と言えば、答えはノーという人もいるかと思います。
特に、FX初心者にはこの傾向が高く、時としてマイルールには無い行動を起こしてしまいます。
これらの事は、FX初心者が行ってしまう事例の一部分になります。もっとも、こうしたトレードを行った場合、運良くFXで利益に繋がる事もありますが、大抵の場合『利益が減る』『利益が損失に変わる』『損失が拡大する』など、不利な状況に陥ってしまいます。
何故なら、これらのトレードは、マイルールにはない自分の勘によるトレードだからです。勘で出来るほどFXは甘いものではありません。
そのため、FXでは為替相場がどのような状況になったとしても、マイルールに従って淡々とトレードする必要があります。
資金計画が出来ていない
この資金計画とは主に下記の通りです。
●損失許容金額の設定
FXでは、FX口座内の証拠金を元にレバレッジを掛けてトレードする事が出来ますが、このレバレッジを高く設定した場合、利益が大きくなる可能性もありますが、その一方で損失も大きくなる可能性があります。
そこで、レバレッジが高くなればなるほど、為替レートが少しでも保有しているポジションと反対方向に動いてしまった場合、あっという間に損失が大きくなってしまう=FX口座内の証拠金が減る事になります。(損切りした場合)
そして、このような事が続いてしまうと、どんどんFX口座内の証拠金が減少してFXを辞める事にもなりかねません。そのため、レバレッジ設定はあまり高くせずFX口座内の証拠金と相談しながら、十分余裕を持ったレバレッジで行って下さい。
また、損失許容金額の設定ですが、これはFXのトレードでどこまで損失を許容できるのか?になり、一般的には下記の通りとなっています。
つまり、資金が100,000円の場合には、1回のトレードで1,000円~2,000円の損失であれば許容の範囲内となるため、万が一損切りする場合にはこの金額を目安に行う事になり、この損失許容金額を守ってトレードした方が良いです。
※人によって損失許容金額は異なります。
まとめ
この記事でのポイントは下記の通りです。
●FXではマイルールを守る必要があります
●十分な資金管理が必要です
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